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これまでの説教

日本基督教団幕張教会 早乙女哲自牧師

2016年8月7日

テサロニケの信徒への手紙Ⅰ5:16~24

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  今日は平和聖日です。講解説教をお休みして、同じ手紙の中で、最もふさわしいと思われる箇所を選びました。この箇所で多くの方に愛されている聖句は、最初の三節でしょう。しかし今日は、(丁寧な講解は、講解説教がここまできた時に譲りまして)「平和」ということに集中いたします。

 今日の箇所で、パウロは、最初の三つの勧告「喜び、祈り、感謝」は、キリスト・イエスにおいて神が望んでおられることだと言います。「キリスト・イエスにおいて」が大切です。この三つの、私たちキリスト者の生きるベースである事柄は、キリストの十字架と復活において可能になりました。また同時に、今生きて働いておられる聖霊なる神の働きにもよります。だから、霊の火を消してはならないのです。預言を軽んじてはならず、吟味が必要です。そして悪いものは、ー決してたたきつぶそうとするのではなく−−遠ざかることが必要です。

 その次にパウロは祈ります。23節。神は、争いや不調和の神ではなく、平和の神です。平和とは完全・完成です。更に神は、真実(信実)な方です。24節。この方が、招いておられる(2章12節も参照)以上、またこの方がそうして下さいます。今の日本の現実をみると、平和から遠ざかっていく愚かな姿があります。敗戦後70年の歴史は、あの悲しくも愚かな「いつか来た道」を目指しているようにしか見えません。私たちは自分たちの無力を感じます。しかし、神の平和の根拠は、私たち人間にあるのではなくて、いつも「平和の神」にあります。だから、社会の現実がどうあろうと、私たちは、喜び、祈り、感謝し、再臨の時を待ち望みつつ、今できることを誠実に行っていきます。