これまでの説教

日本基督教団幕張教会 早乙女哲自牧師

2017年3月19日「イエスに触れる」マルコによる福音書3章7~12節

今日の箇所は、前回までの箇所と次回からの箇所を繋ぐ部分です。前回は、主イエスを殺そうとする計画で終わっていました。今回の湖畔での出来事の後、主イエスは十二使徒の任命をなさり、十二使徒の派遣(6章6節~)までが一纏まりです。今日の箇所でまず…

2017年3月12日「主の怒りと悲しみ」マルコによる福音書3章1~6節

前回に続き、今回の話題も安息日です。そして今日の箇所、主イエスを殺す相談で、マルコ福音書の第一部は終わります。前回の麦の穂を摘むのと比べて、今日の方が「いやし」であり、会堂での出来事ですから、更に深刻です。今日の箇所は、主イエスの怒りと悲…

2017年3月5日「安息日は誰のためか」マルコによる福音書2章23~28節

前回の断食問答に続き、今回と次回の話題は安息日です。出来事は単純です。23節。彼らの行為の何が問題なのか。「盗んだ」のではありません。24節。ファリサイ派の人々が問題にするのは、安息日にしてはならないことをしていることです。麦の穂を摘むの…

2017年2月26日「断食とは何か」マルコによる福音書2章18~22節

今日の聖書箇所は、断食問答です。ヨハネの弟子たちやファリサイ派の人々は、断食していましたが、主イエスの弟子たちはしていませんでした。そこで人々が尋ねます、なぜしないのか。18節。主イエスは答えます、19・20節。3章6節の殺す相談まで、少…

2017年2月19日「招かれるのは誰か」 マルコによる福音書2章13-17節

今日の聖書箇所は、主イエスが何のためにこの地上に・私達の所へ来られたのかが、ご自身の言葉で語られています。「罪人を招くために」。この主イエスの言葉は、ファリサイ派の律法学者の批判の言葉から導き出されます。まず主イエスが徴税人レビを招き、レ…

2017年2月12日「誰の信仰か」マルコによる福音書2章1~12節

今日から2章に入ります。今日の箇所は、この福音書で五つ目の癒しであると共に、このあと五つ続く論争の一つ目になります。1章と2章を結んでいます。4節までが状況説明です。当時の家屋は平屋一部屋が普通で、外階段があって、屋上も様々な事に使ってい…

2017年2月5日「新しい心、新しい霊」エゼキエル書36章22~27節

今日の聖書箇所は、ローズンゲン(日々の聖句)の年の聖句です。久里浜でも名古屋でも年の最初の新年礼拝で(講解説教をお休みして)その年の年の聖句に聴いてきましたが、今年は、マルコによる福音書の講解説教に入ったばかりでしたので、マルコにしました…

2017年1月29日「御心ならば」マルコによる福音書1章40~45節

今日の聖書箇所で主イエスがなさっておられるのは、重い皮膚病の方を癒すことです。出来事自体は難しくはない易しい事柄です。三つのポイントをみていきましょう。まず第一に、この方自身の信仰です。40節。十字架や復活よりも前の出来事ですから、救いに…

2017年1月22日「祈ることと宣教と」マルコによる福音書1章35~39節

35節。前回、主イエスは、ペトロのしゅうとめを癒した後、日が暮れて(安息日が終わって)大勢の人々を癒し、悪霊を追い出しました。どの位大勢の人々を癒したのか、その後で休息をとる時間があったのか、なかったのか(いつ頃終わったのか)、その辺りの…

2017年1月15日「知っていることと信じること」マルコによる福音書1章29~34節

前回、主イエスの初めての癒しがありました。汚れた霊は、主イエスの正体を「神の聖者」と見抜きますが、従おうとしません。まだ主イエスが誰であるか本当には分かっていなくても従った四人の漁師とは対照的です。今日の箇所は安息日(土曜日)の午後(から…

2017年1月8日「権威ある新しい教え」

前回、四人の漁師が弟子になりました。主イエスの招きに、まっすぐに「すぐに」応えました。そして一行はカファルナウムに着きます。(その日ではありませんが)安息日に会堂で主イエスは教えます。21・22節。22節の、「人々が非常に驚いた」理由には…

2016年1月1日「すぐに網を捨てて」マルコによる福音書1章16~20節

一回休んで、今日からマルコに戻ります。今まで、主イエスはヨハネから洗礼を受け、荒れ野の40日間を過ごし、そして前回、公生涯がはじまる、神の福音を宣べ伝えはじめました。今日の箇所ではじめて、主イエスは発言だけではなくて、具体的に活動を致しま…

2016年12月25日「地には平和」ルカによる福音書2章1~20節

クリスマスおめでとう。今日はマルコの講解説教を一回だけお休みして、ルカの降誕の記事に聴きます。といいましても、この箇所全体を丁寧にみるのではなくて、大まかにみつつ、三つのポイントだけをお話致します。 舞台設定は、住民登録の時です。ルカ福音書…

2016年12月18日「時は満ちた」マルコによる福音書1章14~15節

前回は、荒れ野の40日間、試練の時でした。今日はその後、宣教・公生涯のはじめです。その開始の合図は、洗礼者ヨハネが捕らえられたことです。(捕らえるという言葉は、「引き渡される」(主イエスのご受難の箇所で出てくる)ですので、逮捕ではなくて死…

2016年12月11日「聖霊に送り出されて」マルコによる福音書1章12~13節

前回、主イエスは洗礼者ヨハネから洗礼を受けました。そしてすぐに、聖霊は主イエスを荒れ野に送り出します。12節。この「送り出す」は、「強いて(無理やり)行かせる」という言葉です。父なる神は、主イエスを「わたしの愛する子」と認証すると直ちに、…

2016年12月4日「天が裂けて」マルコによる福音書1章9~11節

今日でマルコによる福音書も三回目、二番目の聖書箇所です。教会の暦の上では、今日からアドベント(待降節)第二週です。御子のご降誕への備えの季節、御子イエス・キリストの公生涯の最初の所を学ぶのも時宜に適っています。マルコが、洗礼者ヨハネの出来…

2016年11月27日「新しい洗礼」マルコによる福音書1章1~8節

先週からマルコによる福音書に入りました。教会の暦の上では、今日からアドベント(待降節)に入り、新しい一年がはじまりました。先週は、主に5節までの箇所から、表題としての1節、また公生涯の前にどうしても描く必要があった洗礼者ヨハネのことをみま…

2016年11月20日「福音の初め」マルコによる福音書1章1~8節

先週でテサロニケの信徒への手紙一の講解説教は終わり、今日からマルコによる福音書に入ります。教会の暦の上では、今日が一年の最後の主日、来週がアドベント(待降節)に入り、新しい一年がはじまります。この今日と次回の二回にわたって、この福音書の一…

2016年11月13日「キリストの来られるときに」テサロニケの信徒への手紙一5章23~28節②

今日の聖書箇所でテサロニケの信徒への手紙一は終わりです。前回は、25節以下、後半の本当に最後の箇所をみましたので、今日は、23・24節、最初の2節に集中します。 この手紙では、前半の最後(3章終わり)でもしていましたが、祈りの言葉です。パウ…